2020年コンポストの失敗まとめ
コンポストづくりで大事なのは土着菌の機嫌を見ること。
だけどそれ以上に私みたいな素人が気をつけないといけないことは、臭いや虫の発生を防いで家族やご近所さんたちに白い目で見られないこと!
というわけで去年私が実際にしてしまったやらかしをまとめることにした。
これからコンポスト作りに励む人(私含め)の踏み台になれますように。
去年のコンポストの状態:
室内飼育。植木鉢を用い、保温目的で蓋のない段ボールに入れる形で保管。上下に3重の排水溝ネットを被せることで虫対策をし、新聞紙で防臭、吸湿。
やらかし1:いたんだご飯大量投入でウジ発生
ウジが嫌で蓋などの対策をしたのにやられてしまった!
原因:
物理的には土に対して野菜くずとご飯の量が多すぎた。前日の野菜くずがほとんど分解されていないのに植木鉢の半分くらいの量のご飯を投入。水気べちょべちょ炭水化物たっぷりでウジの大好きな空間の出来上がり☆
こうなった気持ち面の要因として、「カロリーの高いご飯、コンさんの餌にしないの勿体無い!」と思って全力投入してしまったことがある。時にはゴミをゴミとして切り捨てることも大事。
対策:
わいてしまったウジさんたち(たぶんノミバエかショウジョウバエの幼虫)は苦土石灰と乾いた砂で乾燥地獄にしてまる2日間封印。その後2週間くらい震えながら混ぜたけど成虫は見なかった。
この事件の後は蓋にしている排水溝ネットの間に挟まって死んでるコバエに遭遇したのが2回くらいで、普通に土が多い状態でウジがわくことはなかった。
やらかし2:アメリカミズアブに目をつけられる
産卵されなかったから未遂なんだけど。
コンポストについて調べる中で出てきた虫。それまで野山で出会ったこともなかったのだが…
原因:
絶対に肉。確実に肉。肉の脂身を一欠片そっと混ぜた次の日から来た。
その日はいい天気で網戸にして外気を取り込んでいたのだけれど、ある時ピタッと止まっているヤツを発見。そしてブーンピタ、ブーンピタ…とコンポストを狙って(どんどん近づいていくし絶対狙っていた)網戸に止まる。
次の日から3週間くらい巡回ルートに入れられたらしく、毎日来てた。一瞬でも網戸空いてたら虫嫌いには悲惨な未来が待っていたんだと思う。
いい分解者なんだけどね。こう、見た目がね…万人受けしないというか…
対策:
タンパク質(肉魚)を入れない。入れるなら室内か、産卵対策をしっかりとっておく。新聞紙を被せる程度の防臭ではこいつの鼻は誤魔化せない!
その代わりこの人(虫)を味方につけられたら百人力らしいよ。
やらかし3:ササラダニ大量発生
原因:
乾燥。構ってやらなすぎた。
それまである程度の湿度を保って運用していたんだけど、急に体調が悪くなってかまってやれなくなった。外にでも出して雨に当てればよかったんだけど、その気力もなく…気づいた頃には蝕まれていたのであった。
対策:
ずぼらでも2週に1回程度は水分の確認をする。それもダメだと思ったらあまだれはよけられて少し雨が降り込むくらいの場所に移動。ちなみに当時の私は彼らを土ごとそっと包んで燃えるゴミに出した。
やらかし4:できた堆肥をポリ容器で保存したらドブ臭くなった
原因:
完全に空気を遮断したため。当たり前だけど嫌気発酵に切り替わってしまった。
対策:
できた堆肥は植木鉢ごと熟成させて、そのままそこから使用するのが良さそう。私は去年新聞紙に包んで保管したけどめんどうだったのでもうやりたくない。
以上がコンポスト2020のやらかしハイライトだ!コンポスト2021のやらかしハイライトにも乞うご期待!
誰かの役に立つのかな…?私の役には立ちそうだけど。
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